100均ノート術 運用
無改造のルーズリーフ。
まあ、見慣れた形状だと思う。
そして、ニッパーで真ん中の爪を8本切る。100均のニッパーで充分。
改造したのがこちら。
この改造のメリットは、真ん中に穴がない。書き込める。
キングジムのテフレーヌというバインダーも同じだが、手が当たらないので左ページに書き込みやすくなる。
普通の20穴あきリフィルを使えるのだが、あえてA5のコピー用紙にCARLのA5穴あけパンチで上下だけ穴を開けて使っている。
このメリットは、
- 見開きで使う。真ん中をタイトル欄にして中央から時計回りに書く。
まず、右から書き始め、どんどん埋めていく。そして左ページに書く。
これは、いろいろな方のノート術とも合致する、InputとOutputの関係が、右から左結論という関係になる。あとで見やすい、まず結論が左に来て、経過が右ページ、という関係になる。マインドマップ的に書いていく。なぜ、右から書くのかというと、最初はキーワードの抽出から始まる。どこまで広がるかは書いてみないとわからない。後でまとめようにも、些細なことが最初に来ては何を書いてあるのか読めないからだ。
書くことが予めまとまっていることやわかっていることは何もこのノートに書く必要はないではないか。 - 用紙が安い。コピー用紙500枚入りを使える。もう無尽蔵に書きちらかせる。
セコいようだが、大量に書くのが練習になる。それこそ、思いつき毎にページを捲る癖をつける。ADHDの気があるので、書いてる途中でも新しいことを思いつく。どんどん書き込んでいく快感。 - 大量に書くと、すぐにノート一冊を使い切る。その時は新しいノートを用意する。なにせ100円だ。惜しみなく使う。
同じ項目が多分何回も出てくるし、うまく出来て惚れ惚れするページ(当たりページ)も増えてくる。マスキングテープでインデックスを付けながら見直す。取っておきたいページを次のノートに移す。
保存用のノートは日付を記入して、本棚へ並べる。 - 穴を開けない真ん中のところは重要で、タイトルを書きマルで囲む。
左右ページにまたがって書くと、ばらばらになっても結合しやすい。
また、並べてコピーを取ればA4一枚のペラになる。
そのためには予め穴の空いているリフィルはとても具合が悪い。
穴が空いていないので紙も強くなる。
赤羽 雄二さんの「ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング」
という本などにある、「高速で思考を言語化する」ことは非常に重要で書くことを続けなければならない。
この書き方はオリジナルだが、他の方の言わんとしていることは結局
- 思考を言語化する
- 視点を変えていろいろな方向から見る。疑問を持つ。
- 結局なにか。抽象度を上げる。まとめる。本質を探る。
- オプションを洗い出す。
- まず書いてみて実行。
マインドマップ的な書き方だが、あれは完成形である。思考途中ではない。
書いている途中で枝を増やしていくのだけど、全体像がつかめるのは最後になってからである。途中の気付きが大切なのではないのか。
マインドマップは本来、何回も書き直して構築しなければああは書けない。