親父鉄道、好日線

赤字路線です

調査中・・・

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まいどー
さて、件のLord35IVBですが、いろいろ問題がありそうですね。
外観はまあまあだと思うんですよ。皮がやれてますけど、ネットで調べ回った同機の中ではまし。
軍艦部や底部などはきれいですし。
ところが中は、こんな感じです。
この白っぽいのはなんでしょうか?
錆かカビ。
機械部に移って・・・
シャッター切れてます。いい感じで。問題なさそう。
絞りもOK
ファインダーは、少し曇りがあります。外から拭いたのでは取れないので、内側掃除が必要でしょうか。
やはり、オーバーホールしないとならなそうですね。少なくとも、ファインダーだけでも。

このカメラについて調べてみましたが、結構面白いですね。
まず、外形がコンパクトで重量がある。
持った感じがいいです。
レンズは、40mmF2.8です。ハイコールと呼ばれています。評判はすこぶるいい。
レンズシャッター機でレンズは精工舎、ボディは岡谷光学というメーカーの「いい仕事」カメラです。
中古市場では、1万円を越えることなく取引されているようです。
もっとも、最近の光学カメラの相場はもう、暴落中でNIKON一眼レフでさえ、1万円を切って売っていますね。
FM、FEなど。

こういうカメラはもう趣味以外の何物でなく実用性はまったくありません。
重いのが良い。
フイルムを入れなきゃならないのが良い。
写るかどうか解らないのが良い。
現像に出さなくては解らないのが良い。
写真を撮ってその後どうするのか判らないのが良い。

真空管アンプと同じですな。魂がある。