親父鉄道、好日線

赤字路線です

BMW 純正充電器

BMWの純正充電器

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従兄弟から、動かないと送られてきた。
やはり、トランスが断線しているようだ。

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しかし、このトランス、仕様がわからない。

インターネットで調べても、不明だ。
ただ、この充電器、アルプス計器(オートクラフト)の充電器のOEMであることが解った。
BMW充電器たる所以は、ヘラーソケットになっていること。

裏のプレートに、12V1A(19VA)とある。。
バッテリー充電器は普通、少し高めの電圧をかける。
どの程度高めに電圧を設定するかはメーカーのみぞ知る所。
だが、12V1Aと謳っているということは、12Vなのかな?

しかし、この充電器、よく眺めてみると、けっこう複雑な回路だ。
トリクル充電機能もある。

この充電器、冬の間つけっぱなしで放置するのを前提にしているのだ。

似たようなトランスをネットで検索してみるが、どれもマルチタップの少し大きめのものばかり。

手持ちのジャンク箱をみると、要らないACアダプタの中に、トランスを使った重たいものの12V1Aを発見。
スイッチングでなければ、中身はトランスと整流器だけだろう。

これを繋いでみることにする。
入力にコネクタを付け、内部のブリッジの後に配線する。

スイッチ、ON!
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K100RSに繋いでみる。
赤いチャージランプ点灯。
・・・

丸一日、かわらず。

次の日、緑LEDも点灯した。

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おお、いい感じ。
この充電器、まず、通常充電から、満充電になったらトリクル充電に移るのだ。

赤ー赤緑ー緑のみになったら、トリクル充電

その後、一日経つと、緑ランプのみになっている。

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修理完了だ。

自分は充電器は安い車用のを使っているけど、サルフェーション除去機能があるやつがほしいな。
作るかな。